columnコラム

承認フローで複数人での更新も安心。自由な投稿と品質管理を両立

こんにちは。タナカラの中村です。
タナカラが提供するWordPressによる「モクタツ」オーダーメイドWebシステム開発事例、今回は「承認フロー」についてご紹介します。


「各部署や店舗の担当者から、現場の情報を直接発信してもらいたい」
「会員からの投稿を、ホームページのコンテンツとして活用したい」

そんなときに考えたいのが、「自由に情報を発信してもらいながら、公開する内容の品質をどう保つか」ということです。

「確認してないまま公開されて、後で問題になってしまうのは困る・・・」
不適切な内容が公開されてしまったら、誤った情報が掲載されてしまったら。そのリスクを軽視することはできません。

かといって、いつ登録されるかわからない投稿すべてを担当者が手作業で確認し、公開作業まで行っていたら、それだけでとても大きな業務負担になってしまいます。

「自由に投稿してもらいたい。でも、品質も守りたい」
このジレンマを解決する方法の一つが、承認フローです。

今回のモクタツ

「承認フロー」で自由な投稿と品質管理を両立する

投稿できるだけでは運用は続かない

承認フローとは、投稿者が登録した内容を管理者が確認し、承認したものだけを公開する仕組みです。
投稿者は自由に投稿できますが、公開されるのは管理者が確認・承認したもののみ。シンプルな考え方ですが、これがあるかないかでホームページ運営の安心感は大きく変わります。

さらに重要なのが「今どの状態にあるのか」を明確にすることです。
例えば、
・下書き:投稿者が作成途中の状態
・申請中:管理者による確認待ちの状態
・公開済:承認され、ホームページ上に公開されている状態
このようなステータス管理があることで、投稿者は「今どうなっているのか」がわかり、管理者も確認すべき内容が把握しやすくなる。つまり、投稿者と管理者、双方にとって迷いの少ない運用が実現できるようになります。

公開後の修正にも承認フローが大切です

実は、公開前の承認よりも難しいのが「公開後の運用」です。
時間の経過とともに、投稿者が投稿内容を修正したいと思うのは自然なことです。その際、修正内容が即公開となると、せっかく承認した情報の信頼性が損なわれる可能性があります。

だからこそ、修正の際にも承認フローが必要になります。

公開中の投稿はそのまま表示しながら、修正内容をバックグラウンドで管理者が確認し、承認後に反映される。そして、管理者はどこが修正されたのかを把握でき、その部分だけを確認すればOKという仕組みです。

タナカラの事例:私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議

長野県が主体となって推進している県民参加型プロジェクトのホームページです。会員となった県民や企業・団体が登録する「私のアクション!」宣言に承認フローを導入しています。

実際の構築においては、できるだけシンプルにすることを心がけました。
例えば「承認待ちの修正投稿の再編集」は技術的には可能ですが、結果として、ユーザー、管理者、双方が最新のステータスを把握しづらくなります。このホームページでは、修正内容を「下書き保存」できるようにし、ユーザーが自分のタイミングで「公開申請」ができるようにしました。

タナカラの制作実績:私のアクション!未来のNAGANO創造県民会議

複数の人が情報発信に関わるホームページでは、「投稿してもらう」ことだけでなく「安心して公開できる」ことも重要です。
自由な投稿と品質管理は、どちらかを選ぶのではありません。適切な承認フローを設計することで、両立が可能になります。

タナカラでは、今回ご紹介したような承認フローをはじめ、社内の体制(部署や店舗など)、会員など、運用プランに合わせた投稿管理の仕組みをご提案しています。複数人でのホームページ更新や投稿管理をお考えの方は、お気軽にご相談ください。