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GA4 しきい値

こんにちは。カミジョウです。

今回は、GA4の「しきい値」について書こうと思います。

GA4にはしきい値という仕組みがあり、これはレポートまたはデータ探索を閲覧する際に、データに含まれる個別ユーザーの身元または情報を推測できないようにするために設けられています。

 

実際に画面を見ると、上図のように赤い枠の部分が茶色で三角のアイコンが表示されています。

このアイコンが表示されている場合はしきい値が適用されている状態です。

しきい値が適用されていない場合は緑色の丸いチェックアイコンで表示されます。

では、「このしきい値が適用されるとどうなるのか?」というと、一部のレポートが除外され、正確な値が確認できなくなります

 

じゃあ、なんとか回避できないか。となりますが、以下の方法が考えられます。

  • Googleシグナルを無効にする
  • 計測期間を長くする

Googleシグナルを無効にすることで、回避できるようなのですが、Googleシグナルが有効の場合は複数のデバイスでアクセスした場合でも、同じユーザーと判別し重複を除去してくれます。
そのため、無効にすると、数値の制度が落ちてしまいます。(たとえば、デバイスごとにユーザー数がカウントされます。)

なので、まずは計測期間を長くして、しきい値の回避を行うのがいいのではないかと思います。

※2024年2月12日にGoogleシグナルの部分で変更があったみないなので、分かったら追記したいと思います。