2025.12.10 #お客様の質問にお答え!
【お客様の質問にお答え!】URLに入っている「www」て何?

お客様との打ち合わせや、何気ない会話の中で、ふとした疑問をいただくことがあります。
ウェブ制作という仕事をしていると、意外とスルーしてしまいますが、そういった「ふとした疑問」にお答えしたいと思います。
今回は、URLに入っている「www」について。
これが入っているURLもあれば、入っていないURLもある…要るのか、要らないのか…いやそもそも何??
お答えしましょう!
「www」=World Wide Web
「www」は「マジでウケるwww」と笑っているのではもちろんなく、「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)」の略語です。
そして、もともとは“Webサイト用のサーバー”を表すためのサブドメインのひとつです。
昔のサーバーは容量が小さく、性能面やセキュリティ面でも制約があったため、用途ごとにサーバーを分けて管理していました。
「mail.example.com(メール用)」「ftp.example.com(ファイル転送用)」「www.example.com(Webサイト用)」というように、目的に応じてサブドメインを付けるのが一般的だったのです。

今は「www」があってもなくても同じ?
サーバー技術の進化により、用途ごとにサーバーを分けなくてもよくなったため、「www」は“ウェブ用サーバーの名残”のような位置づけになりました。
現在ではサーバー側の設定次第で、「wwwあり」でも「なし」でも同じサイトにアクセスできるようにできます。
かつては「www」がWebサイトの目印となっていましたが、近年は「.com」「.jp」などのトップレベルドメインがその役割を担うことが増え、URLを短くスッキリ見せたいという理由から「なし」を選ぶ企業も多くなっています。
特に印刷物、名刺やチラシだとコンパクトにまとめたいですよね。
結局、「www」は要るの?要らないの?
実は、どちらでもOKです。
ちなみに、タナカラでは特にご要望がなければ「wwwあり」にしています。なぜなら「World Wide Web!かっこいい!!」からwww
ただし、大切なのは 「どちらかに統一すること」。
「wwwあり」と「なし」が混在していると、検索エンジン(Googleなど)から見たときに“別々のページ”として扱われてしまい、SEO的に不利になる場合があります。
そのため、どちらか一方にリダイレクト設定をしておくのが理想的です。
https://www.tanakara.jp/
https://tanakara.jp/
※wwwなしでアクセスすると、wwwありに転送される設定になっています
もし自社サイトのURL設定やリダイレクト設定について不安がある場合は、お気軽にご相談ください!





