2025.01.08
お客様との打ち合わせや、何気ない会話の中で、ふとした疑問をいただくことがあります。
ウェブ制作という仕事をしていると、意外とスルーしてしまいますが、そういった「ふとした疑問」にお答えしたいと思います。
今回は、ページが見つからない時に表示される「404 Not Found」。
誰もが一度は見たことあるはずですが、さて、この「404」にはどういう意味が…?
お答えしましょう!
「404」という数字はHTTPステータスコードの1種です。
ステータスコードは、インターネットでウェブページを見るときに、「うまくいったよ」とか「エラーだよ」とかいうサーバーからの返事を数字で表したものです。
最初の「4」はカテゴリを、そして「04」はエラーの詳細を示しています。
最初の数字(カテゴリ)には以下のような意味があります。
「1」…情報応答(サーバーはリクエストを受け取り、処理しています)
「2」…成功(サーバーはリクエストを正常に処理しました)
「3」…リダイレクト(リクエストされたソースは移動して別の場所にあります)
「4」…クライアントエラー(ブラウザやアプリのリクエストに問題があります)
「5」…サーバーエラー(リクエストを処理する際にサーバーがエラーを発生しました)
実は、普通にウェブページが表示されているときは、「200」(成功!)というステータスコードなのですが、ページが表示されているので、ステータスコード自体を目にすることはありません。
実際に目にするのはカテゴリ「4」や「5」というエラーのときです。例えば…
「404」…ページが見つかりません
「503」…アクセスが集中してサーバーに負荷がかかり閲覧できません
「504」…規定時間内にサーバーが応答できませんでした
数字にはそれぞれ意味がある…とはいえ、実際に表示された場合は焦りますよね。
特に、ウェブサイトが見られないようなエラーが表示された場合は、ひとまず弊社までご連絡ください!
さて、ここからは、カスタマイズされたユニークな404エラーページをご紹介します。
●ZOZOTOWN
https://zozo.jp/404.html
入ってみると、ゾゾタウンの裏道にある店が…!
●ヤマト運輸
https://www.kuronekoyamato.co.jp/404/
時間内にクロネコを探すの、結構難しいです。
●taito
https://www.taito.co.jp/Error/404
懐かしのインベーダーゲ…、いや、なにこれ?初めて見るけど…
●note
https://note.com/_404
クリエイターの作品を見られる美術館というコンセプトが面白い!
こうやって見てみると、ゲーム系が多いですね。ここまで大掛かりなものはなかなか作れませんが…ちょっと気の利いた404エラーページだったら作れるかも…?