2025.11.18 #TANAKARA CHECKUP #保守管理
【ホームページの保守管理どうする?】アクセス解析で見える、ホームページの「今」

こんにちは。タナカラのタカノです。
タナカラでは、『TANAKARA CHECKUP』という保守管理サービスを提供しています。
前回のコラムでは、その中のひとつ「モニタリング」についてご紹介しました。
今回も同じくCHECKUPに含まれる「アクセス解析」について、具体的にお話ししたいと思います。
「アクセス解析って難しそう」「見てもよく分からない」という声を耳にすることがあります。
実際、2023年にGoogleアナリティクスがユニバーサルアナリティクス(UA)からGA4に変わり、より多くのデータを見られるようになった一方で、専門用語や設定が増え、初めての方には少しハードルが高くなりました。
とはいえ、アクセス解析はホームページの「今」を知るための大切な指標です。
どんな人が、どんなきっかけで訪れているのかを知ることで、次にどんな改善をすればよいのか、運用の方向性を考えるヒントになります。
私たちタナカラでもそうした課題を感じていました。だからこそ、アクセス解析のデータを誰でも見やすい・分かりやすい形にまとめて、ウェブ上でいつでも確認できる『TANAKARA CHECKUP』を提供しています。
今回は、アクセス解析でどんなことが分かるのか、CHECKUPの画面を交えながらご紹介します。
アクセス解析って何?
アクセス解析とは、ホームページにどんな人が、いつ、どんな経路で訪れているのかを数字で確認できる仕組みです。
「どのページがよく見られているか」「どこから来ているか」などを知ることで、ホームページの「今」の状況が見えてきます。
こうした情報を把握することは大切ですが、実際のツールでは専門的な言葉や複雑な画面が多く、どこを見ればいいのか分かりにくいことがあります。
そこで『TANAKARA CHECKUP』では、アクセス解析の内容を”見やすく、分かりやすく”しました。画面内では難しい専門用語に注釈を添え、用語集ページも用意して、アクセス解析のデータを理解できるよう工夫しています。グラフや色の変化などで全体の動きを直感的に確認できる点も特徴です。

アクセス解析で分かること
- アクセスの増減傾向
月ごとのアクセス数を追うことで、ホームページ全体の動きが見えてきます。
「新しい記事を公開した後にアクセスが増えた」「更新が止まっていた時期は落ち着いていた」など、変化を知ることで、次の発信のタイミングを考えるきっかけになります。CHECKUPでは、前月比が矢印と色で表示されるため、上向き・下向きといった全体の傾向を直感的に把握できます。
グラフを見慣れていない方でも、感覚的に“今の状態”を理解しやすい仕組みです。
- どんなページがよく見られているか
ページごとの閲覧数を見ることで、どんな情報に関心が集まっているのかが分かります。
「会社概要よりもサービス紹介ページがよく見られている」などの傾向を知ることで、今後の発信や更新内容の参考になります。CHECKUPでは、「よく見られているページ」をランキング形式で確認できます。
さらに、ページの閲覧数とエンゲージメント率(=次のページへ進むなど、行動を起こしてくれた割合)をもとに、ページごとの状態をA〜Dの4段階で分かりやすく表示しています。どのページに注目が集まっているのかが一目で分かるため、次に見直すページの目安を立てやすくなります。
- どこから来ているか
訪問者がどこから来ているのかを知ることで、どの集客経路が効果的なのかを把握できます。
Google検索、SNS、ブックマークやURL入力で直接ページを開いた場合など、どんな経路から訪れているのかを分析することで、今後の発信や広告の方向性を考えるヒントになります。CHECKUPでは、これらのアクセス経路がランキングで表示され、ひと目でどこからの流入が多いのか分かるようになっています。
また、アクセス経路の詳細も表示されるため、「Google検索からの流入が多い」「どのSNSからの流入が多いか」といった詳しい情報を知ることができます。
見ないとどうなる?
アクセス解析を確認しないまま運用を続けていると、ホームページの現状を正確に把握することができません。
たとえば、「最近お問い合わせが少ない」と感じても、原因はひとつではありません。
・そもそもホームページを訪れている人が少ないのか
・アクセスはあるけれど、お問い合わせページまで進んでいないのか
・スマートフォンで表示したときに見づらくなっているのか
アクセス解析を見ていれば、こうした状況を数字として確認できます。
原因が見えれば、次にどんな対応を取れば良いのか判断できますが、見ていない場合はなんとなく上手くいっていないような感覚だけが残ってしまいます。
ホームページを適切に運用していくためには、“データ”で現状をつかむことが大切です。
データが教えてくれる「気づき」
データを見て現状を把握することは、課題を見つけるだけでなく、新しい気づきを得るきっかけにもなります。
たとえば、思っていたより特定のページが読まれていなかったり、更新した記事が想像以上に読まれていたり。
アクセス解析を見ることで、数字の向こうにある“人の動き”が少しずつ見えてきます。
そして、その気づきこそが、ホームページをより良く育てるためのヒントになります。
最後に
ホームページは作って終わりではなく、お客様の反応を見ながら育てていくもの。
アクセス解析は、その「お客様の反応」を教えてくれる大切なツールです。
見えにくい裏側の動きを、データで確認することで、次の改善へとつなげていくことができます。
タナカラでは、今回ご紹介したアクセス解析レポートを含む保守管理サービス『TANAKARA CHECKUP』を提供しています。
「ホームページをしばらく触っていない」「今どんな状態なのか分からない」という方でも、ホームページの状況を分かりやすく確認できます。
他社で制作されたホームページでもご利用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。






