2025.10.15 #TANAKARA CHECKUP #保守管理
【ホームページの保守管理どうする?】モニタリングで防ぐ“見えないトラブル”

こんにちは。タナカラのタカノです。
タナカラには『TANAKARA CHECKUP』という保守管理サービスがあります。
ホームページの保守管理という言葉は聞くけど、実際何をしているのかと疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。今回、保守管理の必要性について調べたので、その内容をご紹介したいと思います。
保守管理って何?
まずホームページの保守管理とは、サイトを安全かつ快適に動作させ続けるためにセキュリティ対策やバックアップなどを行い、安定した運用を支える仕組みです。
保守管理はいわば『保険』と同じようなもので、普段はなくても困らないように思えますが、いざトラブルが起きたときに「やっぱり必要だった」と感じるものです。
ただ、ホームページは実際のモノのように目に見える存在ではないため、その重要性が軽く見られてしまうことも少なくありません。
では、具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。
今回は保守管理に含まれる「モニタリング」を例に見ていきたいと思います。
モニタリングって何をするの?
モニタリングとは、ホームページが正常に表示されているかを24時間365日監視するサービスです。
「ホームページが表示されない」といっても、原因はさまざまです。
たとえば、サーバーの障害だけでなく、システムエラーやサーバー料金の支払い忘れなどでも、サイトが見られなくなることがあります。
そうしたトラブルを早期に発見するために行うのが「モニタリング」です。
一番怖いのは「気づかない」こと
ところで、「作ったホームページ、最後に見たのはいつですか?」
実は多くの方が、自分のホームページを日常的にチェックしていません。 日々の業務に追われていたり、内容を更新していないから見る必要がないと感じていたり。 だからこそ、何らかのトラブルでホームページが表示されなくなっていても、気づかないまま何日も経ってしまうことがあるのです。
その間に、せっかくあなたのホームページを見つけてくれた人が「見られない」と諦めたり、「もう運営していないのかな?」と不安に思ったりして、他に流れていってしまうかもしれません。
お金では測れない「信頼」の損失
ホームページが表示されない状態が続くと、直接的な金銭的損失も発生します。
たとえば、問い合わせフォームが使えず新規のお客様からの連絡を逃してしまったり、掲載している商品・サービスの情報が見られず、機会損失につながることもあります。
そして、金銭的な損失以上に深刻なのが「信頼の損失」です。
実際の調査データによれば:
・訪問者の88%は『悪いユーザー体験をしたサイトには再訪しない』と言われています(出典:HubSpotなどの複数の業界統計より)。
データに基づくと、最悪の場合は10人に8人が二度と戻ってこない可能性があるということになります。
一度失った信頼を取り戻すには、金銭以上のコストと時間がかかります。

たった一度の悪い印象も、軽く見てはいけないということですね…
さらに怖い「検索順位への影響」
ホームページが見られない状態が長引くと、Googleなどの検索エンジンでの表示順位にも影響が出ます。
Googleのクローラー(検索エンジンがサイトをチェックする仕組み)がサイトを訪問した時にホームページが表示されないと、「このサイトは不安定だ」と判断され、検索順位が下がってしまうのです。
特に注意が必要なのは:
- 長時間のダウンタイム(ホームページが表示されない時間)や頻繁なエラーは、SEOに悪影響を及ぼします
- 繰り返しエラーが発生すると、検索結果のトップ20位から削除されることもあります
- 場合によっては、たった1日表示されないだけで検索順位が数週間不安定になるリスクもあります
せっかく時間とお金をかけて上げた検索順位が、トラブルに気づかなかっただけで失われてしまいます。
検索順位が下がるということは、新規のお客様に見つけてもらえなくなるということです。
だからこそ保守管理が大事
今回、保守管理について改めて調べて、私自身も思った以上に大きな損失が出る可能性があることに驚きました。
しかし、こまめにホームページをチェックするのは難しかったり、もしホームページが見られなくなっていた場合にどう対応すればいいか分からない方も多いかと思います。
そうした方にこそ、保守管理サービスの活用をおすすめします。
『TANAKARA CHECKUP』では、24時間365日モニタリングが行われており、30分毎にしっかりホームページを見ることができているかをチェックしています。

CHECKUPのサイト内では上の画像のように表示されます
もし、監視レポートで異常を検知した場合は、タナカラのシステム担当者が原因を調べて対応するので、ホームページが見られない時間を最小限に抑えることができます。
最後に
ホームページのトラブルは気づきにくいものだからこそ、ついつい放置してしまいがち。でも、その裏では大切なお客様との接点が失われている可能性があります。
気づきにくいからこそ、定期的に確認することが大切です。
タナカラでは『TANAKARA CHECKUP』をはじめ、保守管理のサポートを行っています。もし保守管理について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。



