2025.05.09
こんにちは。タナカラのタカノです。
タナカラに入社して早いもので1年が経ちました。
入社前にWebデザインについての勉強をしてきましたが、入社して業務に取り組む中でたくさんの学びを得ることができました。
その学びについて、まとめていきたいと思います。
当たり前じゃない?と思うかもしれませんが、私にとっては入社してから気づいたことでした。
Webデザインのギャラリーサイトを眺めていると、スタイリッシュなWebサイトやかっこいいWebサイトが並んでいて、ついつい見た目ばかりに目が行きがちでした。
ただ、お客様は自分たちの情報を発信したいという目的で、Webサイトを作りたいと少なからず考えていると思います。
いくらスタイリッシュでかっこいい見た目のWebサイトを作ったとしても、ユーザー側にとっては見づらく、伝えたい情報さえも伝えられなければ、本末転倒です。
情報が不足していると思った場合はテキストや図を増やしてみたり、どこにどの情報を配置すれば伝わりやすいか考えたり、情報に優先順位をつけてみたり、情報の内容をまず理解して整理して誰もが分かりやすい構成を考えていく。
情報の整理はWebサイトを制作するうえで、最も大事な作業なのではないかと思っています。
ここで私の失敗談を…
お客様からいただくデータで、エクセルで作った表組みがありました。
こういうの、よくあります
最初は、いただいた資料を情報の整理をせずに言葉の通りそのまま料金表を作り変えてしまいました。
ただ、料金表の中に情報を多く詰め込んでしまうとユーザーは、一番必要としている情報をすぐに受け取ることができなくなってしまいます。
そこで、中に載せる情報は少なくし、通常料金の値段を追加して並べることでお得なことを一目で伝えられるようにし、注意書きや追加情報は料金表の枠外に載せることで、一つ一つのコンテンツが分かりやすく見えるようになりました。
ずいぶん、見やすくなりましたよね!
ユーザーにとって分かりやすい状態を作ることが最も重要で、その後に見た目のデザインが続くのだと学びました。
私自身も日常的にWebサイトを見る側であり、1ユーザーでもあります。Webサイトを見る時にはユーザー視点を意識して、日々の業務を取り組んでいきたいと思います。
入社して1年が経った現在、まだまだ知識不足で日々の業務が新たな学びの機会だと感じています。これからもどんどん知識を吸収して、業務の中で得た学びをまた皆さんに共有できるように努力していきたいと思います。